シニア移住の人気1位は静岡県伊東市
人生100年時代。老後は地方でのんびり暮らしたいと移住を希望する都会のシニアが増えている。『週刊ダイヤモンド』では、「4/30・5/7合併特大号」でシニア移住の分析を行なっている。シニア移住では「御三家」と呼ばれる人気エリアがある。静岡県伊東市や熱海市、山梨県北杜市、長野県軽井沢町である。
内閣官房「まち・ひと・しごと創生本部」のデータベース「地域経済分析システムRESAS」を活用したシニア移住の人気地の社会人口変動調査で、2000~14年の5歳刻み人口の60~64歳で人気1位の伊東市は約1,900人の転入超。2位の北杜市は約1,400人の転入超。次いで軽井沢町、熱海市、湯河原町となる。NPO法人ふるさと回帰支援センターの相談でも関東圏の移住希望地は1位静岡県、2位山梨県、3位長野県、以下、群馬県、栃木県、神奈川県となっている。
60歳の定年を機に一挙にシニアが流入しているのが分る。そのほとんどが都市部出身者でIターンであるという。シニア移住を希望する理由は「のんびりと遊びながら暮らしたい」だと言う。人気条件のベスト3は
①海が見える
②温泉がある
③中古の一戸建
同誌によれば、「③中古一戸建」はほとんど売り物件が無いという。将来の健康不安を解消するためにも入居時自立型有料老人ホームも検討に値いするだろう。
静岡県伊東市 オレンジビーチ
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