top of page

北陸電力が有料老人ホーム参入

北陸電力が有料老人ホームの建設・運営事業に参入する。子会社の北電産業(富山市)が富山市上冨居に同グループ初となる有料老人ホーム「ウェル百選上冨居」を建設すると発表した。47室が入る施設で開業は2023年4月。北電産業は在宅型の介護サービスなどは手がけているが、施設を自前で設けて運営するのは初めてとなる。


施設内の食事は、北電産業が業務提携しているアイディッシュ(福井県鯖江市)のIH式個別調理システムを活用。下処理された食材と調味料を専用の食器・トレーにレシピ通りに盛り付けるだけで、ご飯、主菜、副菜の三つの料理を同時に加熱調理できるシステムだ。火加減や加熱時間は自動でコントロールされ、一人一人に合うタイミングで出来たての食事を提供する。


北陸電力は2031年3月期までの長期ビジョンで、連結経常利益の3分の1を電気事業以外で稼ぐことを目標に、今後は北陸の他の地域でも有料老人ホームの立ち上げを探り、福祉・介護事業の幅を広げるとしている。

北陸電力のウェブサイト

記事カテゴリ
最新記事
アーカイブ
bottom of page